自家製お酒作り&海外旅行計画

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イースト栄養剤 Yeast Nutrient を購入してみた

イースト栄養剤 Yeast Nutrient


イーストの活動を活発にするイースト栄養剤。ドライフルーツ以外の手法である。Yeast Nutrient を使用する方法や量を検討してみた。

 

 

イースト栄養剤とは何か


イーストの活動を助ける栄養剤。例えばミード(はちみつ酒)は酵母が活動するために必要な栄養が少なく、発酵が途中で止まる、発酵が遅くなるという問題が出る。シードル(りんご酒)も栄養は十分ではないため砂糖を多く加えた場合は栄養が不足する。

 

イースト栄養剤に何を使うか


栄養豊富なレーズンを使用する事が良よく言われている。一度ミードを仕込む時にやってみたが、レーズンの香りがついてしまってあまり好きではなかった。その他のドライフルーツでもある程度代用は可能と思われるがやはりフルーツの香りがつく。フルーツ香るミードにする場合は良いが、香りが邪魔になってしまう場合もある。

 

香りが付かないイースト栄養材


ドライフルーツを使う以外にイースト栄養剤 Yeast Nutrientを使う方法がある。
欧米の自家醸造ではよく使われているらしい。

 

使用するポイント


サイトをいろいろ見てみて分かった事。

・何日かに別けて少量ずつ入れるのが良い
 Yeast Nutrient の香りが飛んでくれる
 "Staggered nutrient additions"という。

・Yeast Nutrient と Yeast Enegizer を混ぜると効果的
 イーストの活動に栄養を与える:Yeast Nutrient
 Yeast Nutrient をより健全にする:Yeast Enegizer

 

使用量


サイトによってバラつきがある。見つけたのは以下のサイト。
①19L: 2.5tps(12.5g for dry mead) - 4tsp(20g for middium mead)

Staggered Nutrient Additions in Mead Making


②18L: 1/2 *3tsp = 7.5g *with yeast enegizer
Nutrients and Mead - Northern Brewer


③15L: 4tsp (20g)
ワインの作りかた_アドバンストブルーイング(手作りビールキット)

 

詳しい感じがしたので、①を基準にして、普段作る量に落として計算した。


Dry Mead ドライミード


 2L: 0.25 tsp = 1.3g
3L: 0.34 tsp = 1.9g
10L: 1.25 tsp = 9.5g


Sweet Mead スイートミード


2L: 0.42 tsp = 2.1g
3L: 0.63 tsp = 3.2g
10L: 2.10 tsp =10.5g
※tsp はティースプーンの事で日本でいう小さじ。1tsp = 5g。

という事で、2~3L だったら小さじ半分の2.0~2.5g 程度入れておけば良いでしょう。

 

投入タイミング


発酵液が出来上がったタイミングで投入する。液量が多い場合は1日1回で3日に別けて投入すると良い。

 

Yeast Nutrient の入手方法


Amazon で探して見つかったのは以下の通り。

  

Yeast-Vit nutrient for beer

Yeast-Vit nutrient for beer

 

 

 

 

基本的に日本では販売していないみたい。

良さは不明なので安かった下のリンク(なぜか表示されないけど)購入した。
送料含めて600円程度、3週間くらいかかるらしい。

届いたら薄めのミードを作ってみよう。

 

まとめ


・ミード作成には何かしら酵母栄養剤が必要
酵母栄養剤のYeast Nutrientは600円くらいで購入できる
・入れるのは発酵液が出来上がったタイミング
・2~3Lの仕込みであれば2gくらい入れればOK