自家製お酒作り&海外旅行計画

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自家製リンゴ酒(シードル)の作り方 ※随時更新

シードルの作り方(随時更新)

リンゴジュースと酵母さえ買ってくればとても簡単に出来るシードル。Cider と書いてフランス語読みでシードル。英語読みでサイダー。

日本だとあまり馴染みはないけど、簡単で失敗もしづらいから自家醸造の最初として向いている。

自分でいろいろ作ったレシピを載せていきます。

ひたすら簡単な仕込み方はこのリンクで!

10分で仕込み完了!簡単な自家製シードル(リンゴ酒)の作り方 - 自家製お酒作り&海外旅行計画

 

注意

レシピは諸外国で仕込む場合の量となっています。日本国内ではアルコール度数1.0%以上のお酒を許可無く作ることはできません。

出来上がったものを飲むのではなく、パン作りの天然酵母として利用する場合は問題ないという説もあります。

私はお酒を作る過程を楽しんでいるため、1.0%を超えないレシピで作成、越えた場合はパン作りなど料理に使用しています。

 

 

◇基本の3種◇

基本シードルの作り方1(微発泡)


特徴:とても手軽にできる。まずはここから。濁り具合や甘みの変化を覚えるために毎日試飲するのも良い。

 味   : ★☆☆

 手軽さ : ★★★

 難易度 : ☆☆☆

度数 : 5%
 ① 材料準備(りんごジュース、イースト菌
 ② ジュースにイーストを入れて良く振る
 ③ 蓋を緩めにして待つ(3日~1週間)
 ④ クリアになったら完成。途中で飲んでも良い。発酵中なら微発泡。

 

■度数の決まり方

とても簡単に言うと、糖度10%なら5%のお酒になります。半分は酵母のエネルギー、半分はアルコールに変わる。

ジュースの場合は"糖質"で判断する。100g当たり糖質10gなら糖度10%と思ってOK。

これを利用してアルコール度数0.9以下にする場合はジュースを水で割ります。

糖度10%のリンゴジュース1Lに砂糖100gを加えると10%程度のアルコール度数になる計算。

 

基本シードルの作り方2 (ドライタイプ)


特徴:アルコール度数高めにできる。
砂糖さえあれば最高で15%程度まで度数を引き上げられる。ワインぽい感じになる。
とにかく安く酔えるためのお酒づくりしたい人向け。
しかし、時間がかかる上、味もぶれやすい。あんまりお勧めできない。砂糖の香りが強く残る場合もある。  
 味   : ☆☆☆
 手軽さ : ★☆☆

 難易度 : ★☆☆
 度数 : 5~15%
 ① 材料準備(りんごジュース、イースト菌、砂糖、レーズン)
 ② ジュースにイーストを入れて良く振る
 ③ 蓋を緩めにして待つ(3日~5日)
 ④ 濁りが取れてきたら砂糖を入れる
  ③~④を繰り返す
※発酵が進まない場合は栄養としてレーズンを5~10粒程度追加
イーストに依存するが 12~16% 程度の度数が最大

 

基本シードルの作り方3 (スパークリングタイプ)


 特徴:微発泡に一手間加える程度なので簡単。
自分で瓶内二次発酵できるのはなかなか感動。
瓶(ペットボトル)詰めタイミングが以外と難しいので何回か作って仕込みタイミングを覚えるのが大切。

スッキリしつつ爽やかなリンゴの香りがして、ジュース感覚で飲める。
 味   : ★☆☆
 手軽さ : ★★☆

 難易度 : ★★☆
 度数 : 5%
 ① 材料準備(りんごジュース、イースト菌、炭酸用ペットボトル)
 ② ジュースにイーストを入れて良く振る
 ③ 蓋を緩めにして待つ(3日~5日)
 ④ 濁りのピークを過ぎたら炭酸用ペットボトルに入れる
 この時、砂糖を2~4gプライミングシュガーとして追加。スティックシュガーがおすすめ。
 また、底に溜まった酵母を入れないようにする(澱引き)
 ※まだ濁っている状態で瓶詰めをする。クリアになってからだと酵母が瓶内で活動してくれなくて発泡しない。
 ⑤ クリアになるまで待つ(1~2週間)
 +α その後1,2 ヶ月寝かせるとさらに美味しくなる

 

◇応用編(作り方のアレンジ)


 もっと美味しく作ったり、嫌な酵母臭を低減させたりと自分好みにするため、材料は変えずに作り方でアレンジを加える。

 

【研究中】スパークリングシードルの作り方1.1


特徴:1.1段発酵。予備発酵によりイースト臭を減らせる。
 味   : ★★☆
 手軽さ : ★★☆

 難易度 : ★★★
 度数 :5%
 ① 材料準備(りんごジュース、イースト菌、ペットボトル)
 ② ジュースの1/3を発行用容器(ペットボトル)に入れイーストを入れて良く振る
 ③ 蓋を緩めにして待つ
 ④ 半日程度おいて発酵していたら残り2/3を加えて待つ
 ⑤ 濁りのピークを過ぎたら炭酸用ペットボトルに入れる
 砂糖を2~4gプライミング
 底に溜まった酵母を入れないようにする(澱引き)
 ⑤ 1,2 ヶ月寝かせる(1週間くらいでクリアになる)

 

【研究中】スパークリングシードルの作り方2.0


特徴:2段階発酵。追いジュースによりフルーティさが増す。後半に入れるのでその後の発酵が進みづらい。入れるタイミングも難しい。
瓶詰め後1ヶ月ではまだ甘みが強く。2ヶ月でようやく美味しくなる。
 味   : ★★★
 手軽さ : ☆☆☆

 難易度 : ★★★
 度数 : 5%
 ① 材料準備(りんごジュース、イースト菌、ペットボトル)
 ② ジュースの2/3を発行用容器(ペットボトル)に入れイーストを入れて良く振る
 ③ 蓋を緩めにして待つ(3日~5日)
 ④ 濁りのピークを過ぎたら残り1/3を加える
 ⑤ 2日程度過ぎたら(まだ濁っている)炭酸用ペットボトルに入れる
 砂糖を2~4gプライミング
 底に溜まった酵母を入れないようにする(澱引き)
 ⑥ 2 ヶ月以上寝かせる

 

【研究中】スパークリングシードルの作り方1.12


特徴:酵母臭低減1.1段 + 2段時込みをプライミングで。
ライミング(加糖)にジュースを使う。
2.0をもう少し手軽にした感じ。寝かせ時間は変わらなそう。
フルーティさと手軽さが両立できるか?
 味   : ★★★ (予定)
 手軽さ : ★★☆ (予定)

 難易度 : ★★★
 度数 : 5%
 ① 材料準備(りんごジュース、イースト菌
 ② ジュースの1/3を発行用容器(ペットボトル)に入れイーストを入れて良く振る
 ③ 蓋を緩めにして待つ
 ④ 半日程度おいて発酵していたら残り2/3を加えて待つ
 ⑤ 濁りのピークを過ぎたら炭酸用ペットボトルに入れる
 ジュースを30~40cc(砂糖3~4g分)プライミング
  底に溜まった酵母を入れないようにする(澱引き)
 ⑤ 1,2 ヶ月寝かせる(1週間くらいでクリアになる?)
 

 その他

設備


初めは大きな設備は特に必要ありません。

・2Lペットボトル

・洗剤(ペットボトル洗う用)

・炭酸用ペットボトル

 ※飲み終わったやつを洗えばOKです。同じ容量ので揃えると見た目が良いです。

 

だんだんと慣れてきたら

・洗剤→消毒液

食器洗剤で洗うだけでも良いんですが、逆に面倒なので私は消毒液(パストリーゼ77)を使ってます

・ペットボトル→瓶

私は安い打栓機と王冠を買って、飲み終わったビール瓶に詰めてます。意外と安く売ってるし見た目が良い。

 

温度管理

大体18度~35度くらいあれば発酵します。

(使うイーストによって微妙に変わる)

普通に生活している部屋であればその範囲に収まるのでそこまで意識しなくてもいいと思ってます。温度による味のブレはむしろ自家醸造の醍醐味かと。

ただ、初日は注意。活発な発酵までは短時間で持って行かないと他の雑菌に負けて、失敗となります。なので初日だけは温度に気をつけましょう。