ミード(蜂蜜酒)作り第4回 〜③発酵完了&瓶詰め〜
自家醸造ミード(蜂蜜酒)作り
約一週間前に仕込んだ自家醸造ミードがいよいよ瓶詰め時。
仕込みの様子と途中経過は以外のリンクから。
仕込み
ミード(蜂蜜酒)ビール作り第4回〜①仕込み〜 - yui の個人海外旅行計画&お酒作り
途中経過
ミード(蜂蜜酒)ビール作り第4回〜②仕込み後2日目の発酵の様子〜 - yui の個人海外旅行計画&お酒作り
7日目(瓶詰め前日)の様子
かなり気温が低かったからか、同じ度数のシードルを夏に作った時よりも発酵に時間がかかった。
見た目はクリアになる直前。前にシードルで我慢できずこの段階で瓶詰めしてしまって、酵母臭が強く残った時の悔しさが思い出される。
味はやや炭酸入りで、僅かに甘みもある。
微妙に炭酸が残っている事から、恐らく翌日の方が瓶詰めに適してると判断した。瓶詰めが遅いと、それはそれで瓶内二次発酵してくれなくなるから、瓶詰めタイミングはかなりシビア。
相変わらず発酵中には泡が発生してなかった。
8日目(瓶詰め日)の様子
昨日よりも大分澱が落ちてクリアになった。
味は、甘み無しで炭酸も無し。そしてあまり美味しいとは言えない。薄い。薄く作ったからその通り何だけど、もう少しスパイス達を多めに入れた方が良かったのかも知れない。
グラスに入れると色が薄すぎてほとんど分からない。
瓶詰めの準備
瓶や王冠、漏斗を洗って除菌して乾かす。
除菌は熱湯消毒が良いらしいけど、かなり面倒くさいから除菌スプレーを使ってる。そのまま口に入れても大丈夫なやつ。コストよりも手間優先で。
除菌スプレーはスピリタスを80%くらいに薄めて(アルコール100%よりも除菌効果が高い)使うのでも代用出来るはず。
瓶詰め
瓶入れ
あんまり空気を入れないように、瓶のフチを伝わるようにして入れていく。
ここでコックが大活躍。ペットボトルだと、傾けて入れるからどうしても澱が巻き上がってしまう。澱を巻き上げないようにするにはサイフォンを使わないといけない。ということでコックでかなりの手間削減と品質向上。
発酵中の試飲にも役立つし、コック最高。
プライミング
瓶内二次発酵用の糖分を添加する。シードルの時はスティックシュガーを入れてるけど、今回はミードだから蜂蜜を添加。
添加量は3滴(小さじ2くらい)ほど。
王冠装着
消毒しておいた王冠を装着する。瓶詰めには打栓機と王冠が必須(ワインボトル+針金とかペットボトル使う手もあるけど)。打栓機はAmazonで1500円くらいで購入。王冠は100個入りで500円くらい。
瓶詰め完了
そなこんなで瓶詰め完了!出来上がりの様子はコチラ。
3L仕込んで500ml x 5、350ml x 1本取れた。小瓶は見やすい場所に置いておいて、瓶内発酵と熟成の様子を見る。他は冷暗所へ置いておく。
液を入れる量は、瓶の細くなってる所まで。出来るだけ空気と触れる表面積を減らすため。どれくらい効果があるかは不明。長期保存の場合だけ意味があるのではないかと思ってる。
瓶詰め直後の透明度はこのくらい。
薄いから分かりづらいけど、後ろが透けてないから、やや濁っている。少し濁っている=酵母が入ってる、って事なので狙い通り。
今後
瓶内二次発酵が完了&熟成が進むまで放置する。今回は味の心配があるから、(味的に)飲めるようになるまで2ヶ月は最低かかるのではないかと予想。
瓶内二次発酵は2週間くらいあれば完了すると思う。
発酵液の二次利用
最近はあまりシードルを醸してなかった事もあり、空き瓶が大分余ってる。という事で溜まった澱達を使ってそのままシードルを作ってみる。
ハチミツ効果で酵母臭も抑えられるから美味しいシードルができそう。